Sunday, April 17, 2011

情報:被災者遺族向け「死別、離別の悲しみ相談ダイヤルの開設

ライフリンクの被災遺族向け「死別・離別の悲しみ相談ダイヤル」の開設

自死遺族のこころのケアを第一線で提供してきたライフリンクが、東北関東大地震の被災者向けに相談ダイヤルを開設する予定しています。遺族のこころに寄り添うサービスを提唱してきたライフリンクの活動ですから、遺族の心情を汲み取る電話相談が展開されていくことを期待します。

【概要】
・電話番号:0120-556-338(こころ の ささえ)
 通話料無料・秘密厳守
 岩手・宮城・福島県内から(のみ)かけられる電話です
・開設予定:5月1日(日)
・実施日時:
○5/1(日)~5/5(木)10:00~20:00
○その後は、毎週日曜  10:00~20:00、および毎月11日の
 10:00~24:00

Friday, April 8, 2011

震災に関するこころのホットライン開始!

私もメンバーであるJAMSNET NY邦人メンタルヘルスネットワークで、震災用のホットラインを開始しました。大人用のホットラインと子ども用の電話相談と二つの番号があります。全米、日本からもお電話いただけます。以下がプレスリリースです。

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JAMSNETニューヨーク邦人メンタルヘルスネットワークでは、この度の東日本大震災について、成人に対する「ホットライン」と、子ども・青少年に対する「電話相談」を提供しています。
期間は4月から6月末まで。大震災にかかわる心のケアに関する相談を受けつけています。
担当するカウンセラーはアメリカでライセンスを持つメンタルヘルス専門家有志7名。
時間は月曜から金曜日の午前10時から午後5時までとなっています。
成人のホットラインは日米ソーシャルサービス(212-442-1541)にて、子どもの電話相談はニューヨーク日本人教育審議会・教育相談室(203-629-5922)にて受けつけています。
アメリカ全土、日本からもお電話いただけます。どうぞお気軽にご相談ください。

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深刻な問題がなくても、震災について誰かと話したいな、とか、どこかもやもやしているな、など思われる時、どうぞこのサービスをご利用下さい。
私もボランティアでホットラインに参加しています。

Wednesday, April 6, 2011

震災のためのNYサポートグループ開始!

ニューヨーク在住の日本人で震災について分かち合いをしたい、という人たちのための無料サポートグループを始めます。

3月に起こった東北太平洋沖地震は、NYにいる私達日本人にも多大なストレスを引き起こしました。これを受けて、NYのセラピスト有志が無料で日本人向けにサポートグループを始めます。お互いにサポートと情報交換を提供することで、緊急時のストレスを緩和し、日本人感の連帯感を高めることを目的としています。

私の他にも有志日本人セラピストがマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ウエストチェスターなど数カ所でサポートグループを開きます。時間や曜日も多岐に渡っていますので、ご都合の良いグループを選ぶことができます。

こちらがサポートグループのウエッブサイトです。http://nysupportgrp.grupo.jp/  

ぜひお気軽におしゃべりしに来て下さい。特にすご〜いストレスを感じていなくても、ただ「地震のことを話したいな〜」という思いがある人にもぜひ来ていただけたらと思います。私自身のグループは4月22日金曜日の夕方6時半からです。

サポートグループへの参加は nysupportgrp.grupo.jp の「お問い合わせ」欄から登録して下さいませ。

お茶を用意してお待ちしてます!

Saturday, March 19, 2011

NYにおけるチャリティーイベント

NY領事館からのお知らせで、東北太平洋沖大地震へのチャリティイベントについての情報を集めたサイトを知りました。

短期間にこれだけたくさんのチャリティーイベントが計画/実行されてるんだって知ると、心が温まります。

http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/i/tohokujishin_event.html (Japanese)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/en/n/01_tohokujishin.html (English)


また、東北大西洋沖大地震のためのチャリティーイベントを計画されている方は次の領事館HPへ行ってイベントリスティングに載せてもらうよう要請することが出来ます。クリエイティブなチャリティーイベント計画がある方、宣伝にはもってこいのサイトだと思います。

http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/i/tohokujishin_keisai.html (Japanese)
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/en/n/01_tohok_info.html (English)

東北太平洋沖大地震 

東北太平洋沖大地震の被災者の方々のニュースを見るたび、胸が文字通り痛み、慟哭を感じます。ニュースを見るたび被災者の方々の不安、愛する人を亡くした悲しみ、絶望感などが胸をついてきます。深くお悔やみを申し上げます。

アメリカのNYにいながら何が自分に被災者の人たちに対して出来るのか。何度も自答しています。

何も出来ないという絶望感に沈んでいくのは自分の心に良くないですから、何でも出来ることを、出来る時に、出来る方法でやって行こうと思っています。少しでも何か出来る、と感じられることは絶望感に対する一番のお薬。たとえ少しだとしても、出来るときに行動を起こしてみようと思います。

同じように「自分に何が出来るだろうか」と考えていらっしゃる人々へ。
たくさんの方から「何か自分達に出来ないか」「募金をするとしたらどの団体にするのが良いだろうか」という質問を受けました。下にいくつか信頼出来る義援金送付先の団体を挙げておきます。参考にしていただければ幸いです。義援金を100%現地の支援に使っている団体にしぼりました。

震災から復興への道のりは長期戦。これからも自分に何が出来るのか、模索しつづけて行こうと思っています。

1 ニューヨーク市も日本の応援しています!手数料なしで義援金の100%が被災地の援助に充てられます。
●NY「Mayor's Fund to Advance New York City」
https://www.nyc.gov/html/fund/html/donate/donate.shtml
www.nyc.gov
The Mayor's Fund does not retain an administrative fee. If you are interested in supporting a specific program of the Mayor's Fund not listed here, please email us at fund@cityhall.nyc.gov.

2 義援金の100%が被災地の病院や医療組織に寄付される義援金先。米国日本会医師会 
JMSA Japan Relief Fund http://t.co/8ZmJfJm
t.co
The Japanese Medical Society of America (JMSA) is a group of medical and health care professionals with a knowledge of Japanese language, culture or customs. JMSA members are also proud supporters of local community efforts and educational scholarships. We welcome you to our website, and hope that y


3 日本にあるNPO(not for profit organization)団体です。ここも100%の義援金が被災地の援助に充てられます。


http://members.canpan.info/kikin/products/detail.php?product_id=1080


Thursday, February 3, 2011

ポジティブな感情って何?

心理学の分野って何だか心の病気のことばかり扱ってて、なんだか暗そうだなあ、とか、恐そうだなあ、とか思ったことありませんか?

私も全く同感です。院生の頃、フロイトが精神分析のゴールは神経症の患者さんが神経症的な不幸でなく「日常的な不幸(everyday misery)」を感じられるようになること、と言っていたのを聞いて「何年も分析に時間をかけて、お金もたくさん払って、そ、それはあまりにもひどいのでは。」と思ってました。

これはフロイトの精神分析モデルが「どこが悪いか」に注目して治そうとする病理モデルだからなんでしょう。フロイトはメディカルなお医者さんだったので、体の痛いところを見つけて問題を分析し、治療すれば患者さんが良くなるように、心に対しても同じアプロートをすれば良くなる、と考えたのも彼にとっては自然だったのでしょうね。

でもこのモデルの問題は、心の病気が治っても、楽にはなるかもしれませんが幸せではないかもしれないというところです。心の不幸度マイナス10点がゼロになっても、幸せ度のプラスへ傾かなくては、何だか片手落ちなんじゃないかな、と思うわけです。

フロイトから始まる病理モデルの伝統のある心理学ですが、ここ10年くらいで新しい流れが出来てきました。ポジティブな感情に注目するポジティブサイコロジーというものです。

ノースカロライナ大学の教授バーバラ フレドリクソン先生という方がポジティブな感情がどのようにポジティブな影響を私達に与えてくれるのか、リサーチをされています。こういう分野が出てきて、彼女のようにポジティブな感情の利点とは?と研究が必要なくらい、ポジティブな感情はそれまでおざなりにされていたことが分かります。

彼女曰くポジティブな感情とネガティブな感情の比率が三対一というのが、心と体と精神に対して最高の好影響を与えてくれるのだそうです。

日常のなかで意味もあまりないし、お金にもつながらないかもしれないけど、「うふふ」と心底楽しめる小さな幸せ、ポジティブな体験を自分に許してさせてあげるのが、案外とっても大切なことなんです、と彼女は言っています。

本当に小さなこと、例えば鼻歌を歌うだとか、むちゃくちゃ自由に絵を描いてみるとか、ペットのおなかをなでてあげることだとか、くだらないだじゃれを言って人を笑わせてみることだとか、目が合った人にこちらから笑いかけてみるだとか、、、。そんな小さな幸せ瞬間の連続が積もっていくと、鬱にもなりにくいし、集中力も高まるし、対人関係も良くなるし、またつらいことがあったときでも立ち直りが早いとリサーチで出ているようです。

彼女のインタビューはこちらです。http://www.youtube.com/watch?v=Ds_9Df6dK7c

「私達が楽しめることに投資することは、自分達の未来に投資しているということ。だから希望を持つことは恐怖よりも良いことなのです。」

"When we're investing in things that we enjoy, we're investing in our future. That's why hope is better than fear." Barbara Fredrickson, Ph.D.

私のしているセラピーのモデルはAEDPというのですが、AEDPはまさにこのポジティブな感情の芽を育てていくのが一つの大きな柱です。フレドリクソン先生は臨床家ではなく研究者なのですが、彼女のアカデミックな研究が臨床の仕事の裏付けになっているのを発見するのは、うれしいことです。

人間楽をしてちゃだめ、という考え方がどうしても刷り込まれてしまいがちな日本文化ですが、楽しいことを自分に許してあげる、楽しんでる自分を受け入れてあげる、ということを頻繁にしていると、心の体力がたくわえられていくようです。それで自分も元気になって、周りの人たちも元気にハッピーになっていったら、最高ですよね。

Sunday, October 24, 2010

1万時間の仕事

マルコム グラドウエル(Malcolm Gladwell)という作家がいますが、彼が分野の開拓者と言われる人物たちは1万時間という長い時間を開発/研究にかけている、と言っています。それは芸術家でも、科学者でも、起業家でも、分野に関わらずそうだというのです。

1万時間というと、ちょっと想像しにくいですが、実際どれくらいの時間でしょうか。一週間仮に40時間で、一年に50週働いたとすると2千時間になります。それを5年間続けるというとだいたいのイメージが湧いてくるでしょうか。

もちろんそれはセラピストにも当てはまります。

私のトレーニングを受けているセラピーのモデルAEDPの創始者であるダイアナ フォーシャは、いい仕事をするには「情熱/愛」と「ハードワーク(1万時間!)」と言っています。実際にクライアントさんにお会いして、いい仕事をしていくためには表に出ない裏舞台での仕事が何倍も必要なんですよね。スーパービジョンを受けたり、セミナーに出たり、本を読んだり、勉強会で研鑽し合ったり、、、。以前、ユング派の河合隼雄さんが「自分は平成の忍者だ」と冗談めかしておっしゃっていましたが、本当にその通りです。

私は1万時間のうちどれくらいまで来てるのかな、、、。