Thursday, November 27, 2008

ドクターワイス前世療法を語る 4

月刊誌アメリカンドリームに連載しているドクターワイスとのインタビュー記事です。

ドクターワイス前世療法を語る Vol. 4 聞き手: 花川ゆう子 Ph.D.

前回からの続き:前世で出会ったことのある魂同士をソウルメイトという。ドクターワイスは自分のソウルメイトを知ることは最も大切だと説く。なぜならソウルメイトとの前世での繋がりを知る事で、現在の対人関係を変えていくことが出来るからと言うのだ。

先生は将来的な計画を持っていらっしゃいますか?


BW:私は具体的な計画というものを持っていません。というのも自分の直感に従っていきたいと思っているからです。そうしていると時が熟した時にチャンス が向こうからやってきます。

私は仏教から川の流れを強引に変えないことを学びました。川はそれ自体の速度で流れます。ですから私は心をオープンにして、教 え、人を助けていこうと思っています。そうしていると機会が向こうからやって来るのです。例えば、私が個人開業を止めたのは2007年の12月の終わりの ことでした。それから2ヶ月以内にオプラの番組に出てくれという電話がありました。この国ではオプラは最大の人気TV番組です。あの番組がきっかけで様々 なプロジェクトが向こうから来てくれました。だから今は100くらいのプロジェクトがあって、そこから何をしたいか選べるという状況です。教育の機会が与 えられたり、ホリスティックなセンターを開こうとしている病院から前世退行催眠もプログラムの一部にしたいと言ってきたりね。だから今は100くらいのプ ロジェクトがあって、そこから何をしたいか選べるという状況です。私が一つのドアを閉めたから、100のドアが開いたというわけです。

そして正しいプロ ジェクトが私の前に現れる時、私はそれを感じます。それを辿っていけばいいわけです。私は自分の心と直感に従ってどのプロジェクトをやるか決めることにし ています。例えば、このインタビューは今週中唯一のインタビューです。実は他に7、8社の新聞や雑誌からインタビューの申し込みがあったのですが、全て断りました。なぜならこの前世退行トレーニングの一週間はとても強烈なものだからです。でも私はこのインタビューはやりたかった。今まで日本と日本人とのいい経験があったからです。

ありがとうございます。光栄です。

BW:私が持っているコンセプトは、何かを見返りなしにやる、というものです。なぜならそれが正しいやり方だからです。そして自分がしたことは自分に結局 返ってきます。結果から自分を切り離す、ということですね。見返りを期待しないで心をオープンにして何かをする。そうしていると自分に何かしら返ってくる のです。今たくさんのプロジェクトが目白押ししています。退屈というのは私のかかえる問題ではありません(笑)。(続く)

略歴
Brian Weiss, M.D. 精神科医: コロンビア大学卒業後、イエール大学医学部医学博士号を取得。FL州マウントサイナイ病院の精神科部長兼マイアミ大学医学部精神科の教授を勤めた。今までに8冊の前世療法の本を出版。現在は、個人開業を離れ前世療法のワークショップを世界各国で行っているwww.brianweiss.com
花川ゆう子 Ph.D. 臨床心理学者:NYU修士課程卒業後、アデルファイ大学臨床心理科博士課程修了。現在セントルークス病院の外来精神科クリニックで勤務。個人開業では従来の心理療法にヒプノセラピーを織り交ぜたホリスティックな治療を行っている。www.flowerrivers.com
写真・構成 板越ジョージ

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